ファンダ的にもチャート的にもレンジの動き

ジャクソンホール会合が終了しました。 FRBイエレン議長・ECBドラギ総、共に為替政策に関しての言及はありませんでした。 値動きを見る限り市場参加者の見解は、 イエレン議長には、年末に向けての利上げタカ派発言を求めていたが、 言及せずハト派と捉えられドル売り。 ドラギ総裁には、ユーロ高牽制の発言が出ず、ユーロ買い。 結果、ユーロドル1.1910の高値を更新し上昇の動きになりました。 この内容で、ユーロドル高値更新してくるか~って感じで、少し腑に落ちていないのですが、 思っている以上に市場参加者はユーロ買いで考えているのでしょう。 兎にも角にも8月のビッグイベントも終了し、今週は月末月初の週に入ります。 まず、今週の気になる指標。 8/28(月)イギリス休場 8/30(水)21:15 アメリカ ADP雇用統計 8/30(水)22:30 アメリカ 国内総生産 8/31(木)18:00 ユーロ圏 消費者物価指数 8/31(木)21:30 アメリカ 個人消費支出(PCE)コア価格指数 9/1 (金)17:00 ユーロ圏 PMI 9/1 (金)21:30 アメリカ 雇用統計 9/1 (金)23:00 アメリカ ISM製造業景況指数 土曜日に北朝鮮のミサイル発射の報道がでたので、本日のオープンの動きは少し気になります。 ドル円に関しては方向感がなく、レンジ圏内の動きが続いています。 108.50~80付近はドル買い注文も入っていますし、上値は110円で抑えられていますので、 ファンダ的にもチャート的にもレンジの動き。 上値は抑えられているものの、4時間足の安値が切り上がってきているのが気になります。 取り敢えずドル円はファンダ的にも難しい局面なので様子見。 ユーロドルは高値更新をしてきているので、ついていきたいところなのですが、 先週末のドラギ総裁の発言が4時でクローズ前だったので、 土日のうちに追加で注文があった可能性もあります。(ギャップアップの可能性) 北朝鮮のミサイル発射の影響が出ているかもしれない(ギャップダウンの可能性) ので、オープンは様子見します。 ですが、ユーロは今週の指標もそこまで悪い予想は出ていませんし、 年内政策金利決定会合が、残り3回しかありません。 9/7のECBでユーロ買い要因がでてくる可能性も高いので、 ユーロは下がったところを買いたいのですが、下がりきらない可能性もあるので、 少々高い位置でも買っていく考えです。 直近高値1.1910付近を割れてくるかどうかに注目。 割れてくれば、レンジ圏内に戻ってくる可能性があるので、押しを待ちますが、 割れてこなければ、短期足でついていく考えです。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL