24~26日はジャクソンホール会合
先週の振り返り
ドル円相場は15日(火)未明に、北朝鮮のグアム攻撃見合わせ報道で、
108.80円から反発し、レンジ上限の111.00円付近まで上昇。
17日(木)3:00~FOMC議事要旨でアメリカ利上げに対してハト派と取れ得られ、
再度下落。
18日(金)早朝、次期FRB議長候補のゲーリー・コーン氏の辞任報道(後にこの報道は誤報になった)とバルセロナでのテロで米株大幅下落。連れてドル円も108.80円のサポートを抜けて
108.50円付近まで下落。
その後、トランプ大統領の側近とも言われるバノン氏の解任報道で急反発し、先週末の終値は109.20円付近。
先週は2円程上昇し、2円下落、4時間足のレンジを上下した1週間だった。
しかし、108.80円のサポートラインを割ってしまったので、
今週初にかけて、今年の最安値108.10円付近を試す展開も視野に入れておかなければならない。
今週の注目は、24日~26日に行われるジャクソンホール会合。
ECBドラギ総裁演説予定 25日 16:00~
FRBイエレン議長演説予定 25日 23:00~
先週、16日(水)ドラギ総裁はジャクソンホール会合で新しい政策には言及しないとのコメントが出ていますし、イエレン議長もバランスシートの縮小も比較的早い時期にと既に述べているので、織り込み済みで、市場コンセンサスは無風通過になっているが、市場参加者は注目しているので、
逆に、為替に言及するようなフレーズが出てくればサプライズとなる可能性もあるので注意はしておきたい。
お盆休みも終わり、今週から本格的に市場参加者も戻ってきますので、徐々にメイントレンドに回帰していきそうです。
ドル円は、週前半、下落方向で考えて週末に向けて上昇方向で考えていますが、
まだリスクも残りますので様子を見ながらのトレードになりそうです。
ユーロドルは、先週1.17をしっかり割ってこれず、日足-2σも徐々に上昇してきています。
やはり、底堅い。
年末に向けて、ユーロ上昇方向の考えに変わりがないので、今週も底堅さが見えれば買っていきたいと考えています。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。