トランプ大統領の強硬策
先週末、
午前10時過ぎに、米軍がシリアにトマホークミサイルを59発発射した報道を受け、
ドル円相場は111円付近から一気に下落し110円割れを試す展開に。
その後攻撃は一回限りとの報道で、沈静化したので、110円はサポートされた形。
米雇用統計では
NFP 予想+18万件に対し 結果 +9.8万件とかなり弱い数字の発表で、
またも、110円は割れをトライするもここも割れず。
米中首脳会談の声明文は出ていませんが、北朝鮮の核開発問題とシリアに対して、
かなりプレッシャーをかけているので今週は地政学リスクがかなり高まってきています。
こうなると、相場はリスクオフに傾くので円買いが優勢になりますが、110円もかなり堅いので、
地政学リスクで110円を割って来るのかどうかに注目です。
チャート形状的にも日足レベルではまだ下向きなので戻りを売っていきたいのですが、
今週はギャップダウンでスタートするかもしれないので、勢いよく110円を試す展開であれば、
110円付近までついていこうかと考えています。
また、ユーロドルも4/7のNYカット後に1.06を割ってきましたので、1.05を試す展開が考えられます。
今月23日にはフランス大統領選ですし、まだルペンリスクは継続しているので、上がりだすにはもう少し時間が掛かりそうです。
1.05付近まで下落してくれば、ロング構築で考えています。
今週はそれほど大きな指標発表はありませんが、世界情勢に注目した取引がメインになります。
一応下記に注目指標を記載しておきます。
4/11(火) 5:00(米)イエレン議長講演
17:30(英)消費者物価指数4/12(水) 17:30(英)失業率・失業保険申請件数
23:30(加)政策金利4/13(木)10:30(豪)雇用者推移 4/14(金)21:30(米)消費者物価指数・小売売上高 4/15 前後 (米財務省発表)為替報告書 4/14(金)~4/17(月)オーストラリア・ニュージーランド・ユーロ圏は休場
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