ユーロテーパリング
先週はドラギ総裁の発言でユーロがメインの相場になりました。
今週は本日NY市場からトランプ大統領のロシアゲート疑惑の深堀作業が始まります。
24日(月)クシュナー上級顧問委員会証言
26日(水)トランプ大統領ジュニアとマナフォート氏委員会証言
24日の証言は非公開予定ですが、どちらもドル売り要因。
へッドラインリスクに注意。
基本無風通過で考えていますが、ドル売りになる可能性を秘めています。
27日(3:00)にはFOMCがあります。
今回はイエレン議長会見がないので大きな方向性はでてこないと思います。
次回のFOMCが9月中旬になることから、8月末ごろに行われるジャクソンホールでのイエレン議長会見に注目が集まります。
今週はFOMCよりも、今週末のGDP(2Q)の発表に注目が集まります。
第一四半期(1Q)のGDPがあまり良好な結果ではなかったことは、
一時的なものとイエレン議長は証言していることから、
現在のところ、9月のバランスシートの縮小と12月利上げが市場コンセンサス。
ですが、28日(金)のGDP(2Q)の数値が悪いと、
今後の予定を変更する可能性があります。
そうなると、これも円高ドル安要因になってしまいます。
なので、今週のドル円相場はもう一段の下げも考えないといけない状態になる可能性があります。
基本様子見姿勢ですが、108円台まで下がることがあれば、買いたいと思っています。
チャート形状は月足レベルで雲入りするか、雲の上限で反発するかの瀬戸際。
6/14の安値と7/11の高値のフィボ61%が111円付近になりますので、111円を割ってくると61%割れになるので、再度108円台をトライして来る展開も視野に入れて・・・。
ドル円に関しては不透明要素が多いので今週は様子見で考えています。
ユーロに関しては、先週大きく上昇していることからレンジ形成するのではないかと考えています。
ただ先週ドラギ総裁発言で、年末から翌年にかけてテーパリングが濃厚なので、基本買い回転で考えています。
1.15レベルに大きいオプションがあるので、下がってきたところは買っていく考えです。
ドル円が下落するのであれば、ユーロドルで、ドル円が111円台ででキープされるのであればユーロ円で考えています。
IMMのポジション量はユーロ買いに偏りつつあるので、高値掴みは避けたいので下がってくるまで待つ事が重要です。
まずは本日の東京市場を見てから・・・。
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