ユーロドル高値更新

昨日ECB会合までの市場を見る限り、ユーロは売り優勢で ドラギ総裁は市場の過熱感を和らげるコメントがでるであろうと想定。 しかし会見が始まっても押し目ができず強気コメントに市場は反応し上昇した。 その後、23:00過ぎにブルームバーグより 、「モラー特別検査官、捜査の対象をトランプ氏の不動産ビジネスまで拡大、過去のロシア企業との合弁事業も捜査対象」 との報道がでて、ドル売りの展開。 ユーロが買われている状況でドル売りの話がでてきたので、 ユーロドルは上昇を加速し1.158の高値を更新。 更に1.16台を貫通し、高値1.16576まで上昇した。 現在の状況ですと、まだユーロの上昇余地はあると思いますが、 昨日も記載しましたが、ユーロはトレンド状態継続してしますので、基本は押し目買い。 ただ、IMMのポジションは積みあがってきていますので、利益確定はチャート形状で判断。 ドル円に関しては111.50円~112.50円のレンジ。 来週は20日(木)3:00にFOMCがあります。 ドルは先月に利上げをしているので、先月より注目度は下がりますが、 9月からのバランスシートの縮小を予定していますので その詳細が出るかが注目されています。 現在は、ユーロ中心に市場が動いているので ドル円に関してはやりにくい状況です。 このレンジをどちらに抜けてくるのかに注目をしています。 気になるのがオーストラリア。 オージードルは週足レベルで高値更新をしてています。 昨日のオーストラリアの雇用統計後、いったん利確がでて、反落しましたが、 4時間足ミドルで反発。 本日オーストラリア中銀、副議長発言で反落していますが-2σで支えられている状態です。 この水準が押し目買いポイントになるのではと考えています。 本日は週末なので、決済も出やすいので相場急転に注意。

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